【2018.10.4公開】【2020.2.29更新】
開放…。いい言葉だ。
全て開くことの心地良さ。素晴らしい。
なんて、いつもと違う形で始めようかと思いましたが2行で挫折したちゅうです。
みなさん、ご機嫌うるわしゅう。
さて、みなさんご存知の通り写真を撮影する上で重要な要素である絞り。
え?知らない?
そんな方はこちらの記事を見ましょう。丁寧にまとめられてておすすめ。
誰が書いたんでしょう?
カメラの基礎知識 〜シャッタースピード・絞り値・ISO感度の関係性〜 - ふぉとの輪
今日はその絞りについて話をしたいと思います。
ぼくがハマった落とし穴をまとめるのでみなさんは落ちないようにしましょう。
カメラの絞りについて考えた
どんな時に絞りを意識するのか…
まず、どんな時に絞りを意識するのか。
まぁ、たくさんありますがざっくりまとめると以下の2つ。
- シャッタースピードを調節したいとき
- ボケを調節したいとき
大きく言うとこの2点じゃないでしょうか?
1つ目のシャッタースピードに関しては、それこそ上記の記事でもまとめていますが、ざっくり言うとシャッタースピードを速くしたい時は絞りを開くということ。遅くしたいなら当然その逆ね。
これはもう、そういうもん。以上。
問題は2つ目。
みんなの憧れBOKE!!
そう、みんなの憧れBOKE。
そこのあなたも憧れたでしょ?ハイ、当然ぼくも憧れました。
憧れたどころかボケボケの写真を撮りたくてカメラ始めたと言っても過言じゃない。
きっとみんなそうでしょ?そうなんでしょ?
そのボケを調節するために、この絞りを扱うわけです。
ボカしたければ絞り値を小さくすればいいわけです。カンタンカンタン(´∀`*)
…という落とし穴にぼくは落っこちました。
絞り開放という落とし穴
そう、ぼくはボケ大好き人間。
ボカしたいボカしたい→あっ!絞り開放にしよーっと!!
これがいつものパターン。
でも、絞り開放にする事で生じるデメリットなんか考えてませんでした。
これからそのデメリットをまとめます。
あ、ちなみにこのデメリットはぼくがぼくの機材で使って感じたものなのでみんな同じというわけではありません。一例として読んでください。加えて、開放で撮ることを非難しているわけでもありません。ただ、注意することもあるよってだけなのでその辺はご理解よろしくお願いします。
デメリット1. 丸ボケがレモンになる
ハイ、見てください。この一枚。
え?かわいい??見てほしいポイントとは異なりますがありがとうございます。
で、本当に見て欲しいのは画面右上のボケ。レモンの形でしてるでしょ?
これ、少し絞りを絞って撮影するときれいな丸ボケになります。
きれいな丸ボケを狙いたいのであれば絞ることも大切。
子どもの視線とか好きな感じなんだけど、その分あのレモンボケが気になっちゃうんですよね。…残念。
デメリット2. ボケすぎる
は?こいつあんだけボケボケ言っておいて何言ってんの?
と思われるかもしれませんがごめんなさい。許して。
というのもぼくはもともとAPS-C機を使っていてその時の一番明るいレンズはf2.8。それが、半年前にフルサイズに移行し、さらにf1.8の単焦点レンズを購入しました。
その組み合わせで撮影すると、ぼくにとってはボケすぎる。
APS-Cからフルサイズだけでもボケ量増えるのにさらにレンズが明るくなってもうわけわからん。
特に、家族旅行に行って写真を撮ろうとするとどうしても人が前後になることがあるじゃないですか?
そんなシーンを開放で撮ると明らかに後ろの人がボケてる。もしくは前の人が前ボケしている。
これで何度写真がボツになったことか…。
完全に落とし穴だったわ!!
でも、背景もボカしたい。
そんな時はやっぱり絞りを調節してやる必要があると思うんですよね。
まとめ
他にも『画質が甘くなる』とか『周辺が流れる』とか言われることもありますがぼくはイマイチその辺分かりません。単純に見る目がないんでしょう。
とにかくぼくが気になるのは上記の2点。
先ほども記述しましたが決して開放で撮ることを非難しているわけではありません。
ぼくも今後開放で撮るだろうし。
ただ、絞る事も時には大切な事もあるということを伝えたかっただけです。
その辺は誤解されると悲しいので、強調しておきたいと思います。
そして、これからはそんな開放落とし穴に落ちないように自分で最適な絞りを意識して撮影できればいいなぁと思っています。
そう、思ってはいます。できるできないは別の話。
それではみなさん、良いカメラライフを!!