ふぉとの輪

写真を通してあなたとつながる

構図が難しいと感じるあなたへ!!カメラ初心者向け構図の考え方実践編!!

みなさん、こんにちは!ちゅうです。

今回は前回の記事に引き続き、構図について考えるパート2です。さぁ、頑張っていきましょう!!居眠り厳禁です!

ちなみに前回の記事はこちら!!

photo-no-wa.hatenablog.com

 前回の記事を公開してたくさん反響がありました。たくさんの方から感想やご意見をいただけるのは嬉しいですねー!!ありがとうございます(´∀`*)

さて、その中に『構図のパターンは知ってるが、場面によって何が適切か判断するのが難しい』という感想をいただいきました。

分かるわー。ぼくも全く同じ気持ち。

だから、構図パターンの効果を考えても難しいし、そこを考えすぎると写真が撮れなくなってしまう。…ぼくの場合は。

多分、構図に対して苦手意識をもってる人も同じ気持ちだと思うんですよね。

だから今日は構図のパターンを考えるよりも、最低限これは意識しておきたいと思うぼくなりの撮影のポイントを3つまとめます。

主役とコラボ相手を決めよう!!

 まずは、写真の中に主役を見つけ、その主役とコラボさせる相手を見つけましょう。俗に言われる『主題』と『副題』というやつですね。

はっきり言ってこれさえしっかりできれば、大抵のものはいい作品になると思っています。ただ、『主題』 『副題』と言われるとちょっと難しそうに聞こえますよね?なのでぼくは『主題』を『一番写したいもの』『副題』を『一番写したいものとコラボさせるもの』くらいに考えてます。ぶっちゃけ、どっちが主題でどっちが副題でもいいやーみたいな。

例えば下の写真。

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この時、ぼくが撮りたかったのは桜です。なので、主役は桜になります。で、しばらくはフレームいっぱいに桜ばかり撮ってたんですけど途中で飽きたんですよね(笑)

そこで今回はコラボ相手に鳥居を選びました。桜と鳥居をコラボさせることでなんか日本的というか和風の雰囲気のようなものを強調できたように思います。

まぁ、この写真の主役が鳥居でもいいわけです。大切なのは、ぼくは、桜と鳥居を組み合わせることで和風の雰囲気を出したいと思ったということ。

このように、2つのものをコラボさせることで作品のイメージが伝わりやすくなると思います。

で、疑問が出てくるのはコラボ役相手はどう見つければいいの?ってこと。

結論からいうと、コラボ相手に関しては別に何でもいいんじゃないかなと思ってます。瞬間的にこれとこれ組み合わせよーと思ったらもうそれでいい。コラボ相手を考え、決める段階で必然的に何かしらの意図が含まれるはず。例えば桜の樹の下で子どもを抱っこするお母さんの様子を撮れば、それだけで優しい雰囲気のある写真になりますよね。それって、桜とその親子をコラボさせようとした段階である程度、どんな雰囲気に作品を仕上げたいか撮影の意図が決まってると思うんですよね。

なので、コラボ役はパッと見て自分が撮りたいと思ったものでいい。主役と組み合わせてそれを撮りたいと思ったのには、おそらく何らかの理由があって、それが作品のテーマであったり意図であったりするんだと思います。…ぼくの感覚では。

そして、その意図は観てる人にも伝わりやすい。なぜなら、主役とコラボ相手という登場人物がはっきりしていることで、作品を観た人もその2つのコラボから作品の意図を汲みとれるから。

だから、主役とコラボ役がいるだけである程度、作品の意図や雰囲気が決まってきちゃうんです。要するに写真を通して伝えたいことが伝わりやすいってこと。

だから、やっぱりなんでもいいからコラボさせちゃおう!!

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水平と垂直をしっかりとろう!!

上記の主役とコラボ役に関してはちょっと感覚的な話になりました。

で、ここは技術的な話。 

いろんな人の作品観てると、きれいなんだけどなんか違和感が…っていうのがたまにあります。自分の作品にはいっぱいあります。

その原因の1つが水平・垂直がとれてない。

これ、いろんな所で言われていますがやっぱり大事だと思う。たまに、わざと斜めに撮るという手法もありますが、初心者にはおすすめしません。…ぼくは絶対無理です。

やっぱ、基本が大事。

たとえば下の写真は水平線が水平になるように調整しました。それだけで安定感が増すんですよね。これが、傾いてるとちょっと違和感を感じると思います。やっぱり、できるだけ水平・垂直は意識した方がいいと思います。

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じゃあ、水平・垂直をとるためにどうすればいいのか?

それはカメラの設定で、ファインダーに水準器を表示させたり格子状の世話を表示させることができるのでそれを利用します。とくに、格子状の線を表示させると構図を考える際にも使えて便利です。

ちなみにぼくは、両方表示させてます(笑)

いらないものはフレームに入れない!!

写真の世界には『引き算の法則』という言葉があります。写真を引き算で考えようという、アレです。

もう、難しいことは言いません。必要ないものは構図の中に入れない!まぁ、これが難しかったりもするんですが…(^_^;)だからやっぱり、主役選びが重要なんです。

下の写真はぼくの祖母の手と息子の手です。普通に撮ったら、ベンチに隣通しで座ってるだけの写真ですが、ぼくはこの2人の絆やつながりを表すために手に焦点を当てて撮ってみました。

二人が隣り合ってニコニコ笑う様子もいいと思うけど、ぼくの撮りたいイメージはこっちに近かったのでこのようにしました。

この写真がいいというわけではなく、自分のイメージに合うように必要なものをフレームから外すということが大事なんじゃないかなぁ。

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それでもやっぱり難しいという人へ…

上記の3点がぼくが考える初心者が構図を考える際に意識する第一歩です。3分割構図や2分割構図などの構図パターンを考える際もこの3点は基本。まずは、ここからスタートしましょう。…ぼくもまだしっかりできてませんが(;´д`)

それでも!

それでも、厳しいという方へ!!

もう、最終手段を教えます!!次回で(笑)

なんだか長くなりそうだし( ̄▽ ̄;)

あ、今回の記事でもご意見あればくださいね(´∀`*)皆さまのアドバイスがわたくしの血となり肉となっておりますので(笑)

一緒に写真に対する考えを語りましょう!!

それではみなさん、良いカメラライフを!!