ふぉとの輪

写真を通してあなたとつながる

NDフィルターの使い方

お題「カメラ」

みなさんこんにちは!

ちゅうです!

先日まで、島根撮影記をご紹介してきましたが、そのなかでNDフィルターを始初めて使うことができました!

今日は、その時に思ったことをまとめてみたいと思います!

 

NDフィルターを使ってみて

NDフィルターでできること

NDフィルターって何?何ができるの?』と思っている方もいると思いますので、まずは簡単に説明したいと思います!

NDフィルターとは、簡単に言うと取り込む光の量を減らすことができるフィルターです。

では、取り込む光の量を減らすと何がいいのか…。

それは、シャッタースピードを遅くして撮影できるということです!

シャッタースピードを遅くする事で、水の流れをなめらかに表現したり、雲が流れるような感じを表現できたりします!

f:id:photo-no-wa:20170908212641j:plain

この写真はNDフィルターは使用していませんが、シャッタースピードを10秒くらいにして自動車の車を流して撮ってみました!

スローシャッターにする事でこの様な表現をすることができます(´∀`*)

 

NDフィルターに記載されてある数字について

NDフィルターを購入する際、気をつけて欲しいのがNDの後に書かれている数字です。これはどれだけ取り込む光をカットするかを表しています。

例えば、ND8なら光の量を8分の1にするということ。言い換えるとシャッタースピードを8倍にして適正露出になるということです。

この辺が少しややこしいんですよね(;´д`)

 

ちなみに、今回ぼくが使ったのはND8と16、400です。

たくさんの種類があるので、何を撮りたいかによってフィルターを使い分ける必要があります。その辺のことは、ぼくもまだ使い始めたばかりなのでこれから勉強します(^_^;)

 

NDフィルターを使った撮影で必要なもの

必ず必要なもの 

NDフィルター

三脚

あった方がいいもの

レリーズ

マスキングテープ

 

まず、NDフィルターを使う上でいくつか必要なものがあります。ここでは、基本的にスローシャッターで撮影する場合を前提として説明します。

 

スローシャッターを切るわけですので三脚は必須!!

これがないとブレブレで何を撮ったのか分からなくなってしまいます(;´д`)もちろん、三脚が無くても台の上等でカメラが動かない様にすることもできますが持っておいた方が確実だし、撮影しやすいと思います!

 

レリーズはあるとかなり便利です。特に以前紹介したロワジャパンのレリーズがおすすめ!

photo-no-wa.hatenablog.com

 

ぼくの D5300はカメラ側の設定では、30秒以上のシャッタースピードの設定ができません。BULBにしなければならず、細かい時間の設定ができないのです。

それがロワジャパンのレリーズだと99時間59分59秒まで設定可能!!これ、めっちゃ便利(*´∀`*)

 このレリーズを使って長時間撮影する場合は、30秒以下でも30秒を超える場合でも

BULB設定にしておき、レリーズ側で時間を設定した方がいいかもしれません!時間の設定がレリーズだけででき、楽です!

 

マスキングテープはフォーカスリングを固定するために使います。NDフィルターを使うと、ファインダーが真っ暗になってピントあわせが出来ません。(ND8くらいならなんとか見えますが…。)そのため、ピント合わせをしてからフィルターを付ける必要があります。その時に、フォーカスリングが動いてピントがズレてしまうことがあるので、マスキングテープで止めてズレないようにします!

あと、ファインダーをマスキングテープでふさぎ、ファインダーから光が入らないようにする使い方もあります。

 

撮影の手順

・フィルターを付けずにピント合わせ、適切なシャッター速度を調べる。

・マスキングテープでフォーカスリングをとめる(ファインダーもとめるなら一緒にとめる)

NDフィルターを装着

NDフィルターの数字に応じてシャッタースピードを決定する

・撮影し、チェック

 

簡単に言うとこんな感じです。

フィルタースピードを計算する時は、自分で計算するのもいいですが、ぼくはわけが分からなくなるのでアプリを使っています(^_^;)

アプリ便利(笑)でも、ある程度計算ができるようになっておくとアプリに頼らなくてもなんとかなるのでそれも大切だと思います。

 

 今回撮った写真の比較

f:id:photo-no-wa:20171217205953j:plain

ND16 シャッタースピード1/5秒

f:id:photo-no-wa:20171217210232j:plain

ND16×8 シャッタースピード1.5秒

1枚目の写真はND16で撮ったものです。これはこれで良かったのですが『もう少し暗くしたらどうなるかな?』と思い、ND16の上にND8を重ね付け。

そう、NDフィルターは重ね付けが出来ます!

そのため2枚目は16×8でND128。

2枚を比較すると若干、2枚目の方が水の流れる感じがなめらかになっていると思います(´∀`*)

このような使い方もできるので大変便利!!

 

ぼくがNDフィルターを買うとしたら

今回は知り合いのものを借りての撮影だったので、実際にはぼくはND400  フィルターを所有していません。

今回の経験を生かしてぼくがNDフィルターを買うとすれば、ND16かND32もしくはその両方を買うと思います!

ND8は使っていてとても使いやすかったです。でも、何か物足りなかったのも事実。

その点ND16は本当に程よい感じで非常に使いやすかったし、水の流れもある程度イメージ通りでした!

でも、それでも若干の物足りなさを感じ今回は16×8をしたことからもND32などのもう少し暗いフィルターも非常に魅力的です。

またND16と32を持ってると重ね付けでND512になります!今回持っていったND400よりも少し暗いフィルターになるので、その2つで3つ分の役割を果たすことができます!(多少、画質面やケラレ等で影響が出る可能性もありますが…。)

これらのことから、最初はND16や32で撮影をしてみて、自分の撮影スタイルに応じて、ND8を買ったり、思い切ってND1000などのさらに暗いフィルターを買ったりできたらとおもいます(´∀`*)

 

まとめ

いかがでしたか?こんなこと言われなくても知ってるという方も多かったかもしれませんね(^_^;)

でも、自分で感じたことをまとめることができてぼくはとても有意義でした(*´∀`*)

今からNDフィルターを買おうと思っている人や興味がある方の参考になっていれば嬉しいです!!

 

それではみなさん、良いカメラライフを!!